自働車6年連続でベア要求せず、「上部方針」準拠ヘ
2024-01-15


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労働フォ−ラム

自働自働車6年連続で産別ベア要求せず、「上部団体方針を踏まえる」と新提起1

★自動車総連は24春闘でも産別として6年連続してベア要求を設定せず、企業連・単組自決とする方針を1月11日の中央委員会で決めた。★方針では今回新たに「要求の構築に当たっては、上部団体方針を踏まえる」と提起。連合はベア3%以上、金属労協はベア10000円以上(約3%)としている。23春闘では自動車大手は12組合全てで「満額」獲得(ベア額非公表・一部で満額以上)している。 ★金子晃浩会長はあいさつで、労働分配率の低下や先進国から遅れた賃金水準など30年間の状況に風穴を開け、風通しをよくしなければならないと述べ、「その将来は今春の成否にかかっている」と強調。昨年の春闘では一定の成果を上げたが、「実質賃金を上回る賃上げに届かず、生活環境改善に至っていない」と指摘。物価は3%上昇し、24春闘ではすべの働く者の物価を上回る賃上げへ向け「単年度で見ても必要十分な水準」を提起し、「自動車は基幹産業であり、日本経済の牽引役に向けて旗を振って取り組む」と述べた。 ★討論では当欄では、ホンダが「賃金水準で他産業に追い越されるという危機感をもち、自動車産業の魅力と人材確保などから、物価上昇を踏まえた賃上げを」と発言。スズキは「原材料価格の高騰などに対する価格転嫁の取り組み強化」を求めた。 ★日産労連はベア10000円を基本と決め、23年の要求(同6000円以上)から7割増え、要求額としては過去最高となる。本田も要求する方向である。★トヨタは4年連続してベア要求の内容を非公開とし、社会的な春闘に背を向けている。


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