722万人 と史上最高の脱原発署名を集約
2012-06-07




 脱原発署名が 722万2297人にのぼり、5月末までで史上最高を記録した。労働組合の組織集約もあるが、特徴は市民グループや一人ひとりの市民の署名が多いと、平和フォーラムの五十川事務次長は語る。 6月 6日、日比谷野外音楽堂で開かれた「許さない!大飯原発再稼働 さよなら原発1000万人署名 第一次集約集会」には2300人が参加した。             
 各地の署名の取り組み報告でも「保育園で父母、小さな子どもを含め 8万7227人分の署名を集めた」と語るキリスト教関係者。「県民の10%、24万5700人を集めた」と報告する新潟の平和運動センター。署名に書かれたメッセージも紹介され、「沖縄の竹富島では、島の人口340人のうち約半数の150人の署名が集まった」「病院に置いた用紙に次々と署名してもらった」「街頭で500人の署名を集めた」など、草の根の署名運動がめだった。                             
 主催者あいさつは呼びかけ人の3人が行い、鎌田慧氏は「1000万署名を集めきり、歴史に巨大な一歩を築こう」と訴え、大江健三郎氏は「署名は本当のモラルであり、続けよう」、落合恵子氏は「決してあきらめない、自分にも、次ぎの世代にも」と呼びかけた。賛同者の佐高信氏は「福島事故で東電の経営者だけでなく、組合の責任も問われている」と述べ、加藤登紀子さんはオープブニングコンサートで「寿」を歌った。          
 実行委員会は7月16日、東京の代々木公園で10万人規模の大集会を予定し、署名も1000万人の実現をめざしている。

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